米大リーグのパドレス傘下3Aエルパソを自由契約になった秋山翔吾外野手(34)が、広島に入団することが27日、分かった。西武に在籍した2019年以来、3季ぶりの日本球界復帰となる。
広島では、鈴木が米大リーグのカブスへ移籍し、現在は主力の西川が負傷で離脱するなど、外野が固定できていない。球団幹部は秋山の入団に「びっくりしたし、非常に感謝している。若手の良い見本になる」と話した。
秋山は神奈川・横浜創学館高、八戸大(現八戸学院大)を経てドラフト3位で11年に西武入り。15年にはシーズン216安打のプロ野球記録を樹立するなど4度の最多安打を記録し、17年には首位打者に輝いた。19年オフに海外フリーエージェント権を行使してレッズに移籍。期待された結果を残せず、今季開幕前にレッズを自由契約となり、5月にパドレスとマイナー契約を結んだが、昇格できなかった。
日本では通算1207試合の出場で打率3割1厘、116本塁打、513打点、メジャー通算は142試合で打率2割2分4厘、本塁打なし、21打点。














