政調会長に安倍派起用案―内閣改造・党人事 自民四役、幹事長除き交代検討 首相、午後に一任取り付け

政調会長に安倍派起用案―内閣改造・党人事
自民四役、幹事長除き交代検討
首相、午後に一任取り付け

 岸田文雄首相(自民党総裁)は8日午前、内閣改造・党役員人事を10日に控え、政府・与党幹部との調整を続行する。茂木敏充幹事長を除く党四役の交代を検討。無派閥の高市早苗政調会長の後任には、最大派閥・安倍派の閣僚経験者を起用する案が浮上した。

 首相は8日午後、臨時の党役員会を開き、人事の一任を取り付ける。故安倍晋三元首相の「国葬」開催や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係で政権批判も強まる中、人事刷新で立て直しを図りたい考えだ。

 安定した政権運営に向け、首相は骨格を維持する方針。党役員では茂木幹事長と麻生太郎副総裁、閣僚では松野博一官房長官の留任が固まった。林芳正外相、鈴木俊一財務相も続投の方向。安倍派の萩生田光一経済産業相は留任を含め要職で起用する考えだ。

 一方、党四役のうち、福田達夫総務会長、高市政調会長、遠藤利明選対委員長は交代で調整。新たな政調会長に安倍派の有力議員を起用することで、茂木、麻生両派と合わせ第1~3派閥が、党運営の中枢で首相を支える体制を明確にする。

 内閣改造では、公明党内に斉藤鉄夫国土交通相の続投を主張する声が多い。岸信夫防衛相は健康状態を考慮し交代する方向。先の参院選に出馬せず、民間閣僚となっている金子原二郎農林水産相と二之湯智国家公安委員長は退任させる。

 首相は7日も、茂木幹事長や萩生田経産相と首相公邸で会談し、人事構想をめぐり協議した。

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