流行語大賞は「村神様」 トップテンに「宗教2世」など

流行語大賞は「村神様」
トップテンに「宗教2世」など

 この1年の世相を反映した言葉を選ぶ恒例の「2022ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日、東京都内で発表された。年間大賞には史上最年少で三冠王に輝いたプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手の活躍を表す「村神様」が選ばれた。

 村上選手は元巨人の王貞治さんが持っていた日本選手のシーズン最多本塁打記録を年ぶりに更新したほか、2年連続でセ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 トップテンには、日本ハムの応援で話題になった「きつねダンス」、スーパーやコンビニで食品棚の手前から商品を取ることを推奨する「てまえどり」、物価高騰につながった「悪い円安」、話の終わりに付けて断定を避ける「知らんけど」も入選した。

 ウクライナへの軍事侵攻を受け、首都の読みをロシア語のキエフからウクライナ語に変えた「キーウ」や、世論が二分される中実施された安倍晋三元首相の「国葬儀」、元首相銃撃事件で注目されるようになった「宗教2世」も選ばれた。

 一方、今年は新型コロナウイルス関連の用語は入らなかった。  新語・流行語大賞は39回目。30語の候補の中から漫画家のやくみつるさん、コラムニストの辛酸なめ子さん、俳優の室井滋さんら7人の選考委員がトップテンと年間大賞を選んだ。

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