シャンゼリゼに2万人―パリ 仏、モロッコ共に勝利で

シャンゼリゼに2万人―パリ
仏、モロッコ共に勝利で
10日、パリのシャンゼリゼ通りでサッカーW杯のフランスとモロッコの勝利祝うサポーター

 【パリ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会準々決勝でフランスとモロッコがいずれも勝利した10日、パリのシャンゼリゼ通りには約2万人が集まり、花火を打ち上げるなどして歓喜に包まれた。AFP通信によると、サポーターの一部が警官隊に向けて爆竹を投げ付けるなどし、11日午前0時までに74人が身柄を拘束された。

 ツイッターに投稿された動画では、警官がモロッコのサポーターとみられる人に向けて催涙ガスを噴射したり、路肩に止められたバイクが炎上したりする様子が映されている。

 フランスはモロッコの旧宗主国で、国内には多くのモロッコ系住民が住む。14日夜(日本時間日未明)にはフランス対モロッコの準決勝が行われる予定で、さらなる人出が予想される。友人とシャンゼリゼ通りを訪れていたモロッコ系の女性はAFPの取材に「モロッコが負けたら胸が締め付けられるが、フランスの勝利を喜びたい」と語った。

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