ガーシー氏、本会議欠席 陳謝拒否、参院が除名検討

ガーシー氏、本会議欠席
陳謝拒否、参院が除名検討

 NHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員は8日午前の参院本会議を欠席した。国会欠席を続けているため参院が「公開議場での陳謝」の懲罰を科し、この日の本会議で応じるよう求めていた。本会議欠席を受け、与野党は最も重い懲罰の「除名」処分とすることを検討する。

 尾辻秀久議長はガーシー氏について、陳謝に応じなかったことを理由に再び参院懲罰委員会に付託した。

 国会法は懲罰として重い順に(1)除名(2)一定期間の登院停止(3)公開議場での陳謝(4)公開議場での戒告―と規定。海外滞在中のガーシー氏は昨年7月の初当選以降、一度も国会に姿を現さず、参院は先月の本会議で「陳謝」の懲罰を科すと決定した。

 ガーシー氏は当初、陳謝に応じる意向を示していたが、今月7日にSNSで「今(日本に)帰るのは時期尚早と判断した」と説明した。

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