【ロンドン時事】チャールズ英国王の戴冠式を翌日に控えた5日、国王は儀式のリハーサルや関連行事に出席するなど多忙な一日を過ごした。1953年のエリザベス女王の戴冠以来70年ぶりとなる歴史的なイベントを体験しようと、ロンドン中心部には全国から人々が集結。各所に国旗がはためき、祝賀ムードに包まれた。
国王は5日、戴冠式の会場となるウェストミンスター寺院で最終リハーサルに参加。英連邦諸国首脳らとの面会などをこなした後、長男ウィリアム皇太子夫妻と共にバッキンガム宮殿近くの沿道を歩き、集まった市民らと握手や会話を交わした。群衆からは「ゴッド・セーブ・ザ・キング(国王万歳)!」と歓声が上がったという。
夜にはバッキンガム宮殿で、外国要人ら約1000人を招いた国王主催の歓迎会が開かれた。戴冠式出席のため訪英中の秋篠宮ご夫妻のほか、ジル・バイデン米大統領夫人やウクライナのオレナ・ゼレンスキー大統領夫人、各国の王族も出席。秋篠宮さまは国王に対し、天皇皇后両陛下からの祝意を伝達された。














