山川穂高選手を書類送検 強制性交等容疑―起訴の判断委ねる意見・警視庁―

山川穂高選手を書類送検
強制性交等容疑―起訴の判断委ねる意見・警視庁―

 東京都内のホテルで知人女性にわいせつな行為をした疑いがあるとして、警視庁は23日、強制性交等容疑で、プロ野球埼玉西武ライオンズの山川穂高選手(31)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、山川選手と女性の主張に異なる部分があるといい、同庁は起訴を求める「厳重処分」ではなく、検察に判断を委ねる「相当処分」の意見を付けた。

 送検容疑は昨年11月、港区内のホテルで、知人の代女性にわいせつな行為をした疑い。

 同庁の事情聴取に対し、山川選手は女性とホテルに行ったことは認めた上で、「合意の上だった」との趣旨の説明をしたとみられる。

 女性はすでに、警視庁に被害届を提出。山川選手と女性は以前にも複数回、会うなどしていた。

 山川選手は沖縄県出身で、2013年のドラフトで2位指名され、西武に入団した。これまでに3度、本塁打王のタイトルを獲得。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として優勝メンバーにもなった。

 「文春オンライン」が女性との性的トラブルを報じた後、今月12日に出場選手登録を抹消された。

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