内閣不信任案否決 与党、21日閉幕方針―防衛財源法が成立

内閣不信任案否決
与党、21日閉幕方針―防衛財源法が成立

 立憲民主党が提出した岸田内閣不信任決議案は16日の衆院本会議で、与党などの反対多数で否決された。日本維新の会や国民民主党は反対に回った。終盤国会の焦点だった防衛費増額の財源確保法は同日の参院本会議で成立。与党は21日までの会期を延長せず、国会を閉幕させる方針だ。

 立憲の泉健太代表は不信任案の趣旨弁明で、マイナンバーカードを巡る相次ぐトラブルや政府の防衛費大幅増額などを批判。「岸田政権でよいのかが各党に問われている。政権を担う資格がないのは明白で、速やかに退陣すべきだ」と訴えた。

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