2018年9月6日に発生した胆振東部地震から間もなく2年を迎えるのを前に、鈴木直道知事は18日、被害の大きかったむかわ、厚真、安平の3町を順に訪問した。各町長と意見交換し、要望に耳を傾けたほか、急ピッチで整備が進む災害公営住宅の工事現場などを見て回った。
この日午前はむかわ町に入り、復旧した鵡川農業協同組合の穀類乾燥調製施設(文京)や、鵡川高野球部寮、公的賃貸住宅(同)の建設現場を視察。担当者の説明を受けながら自らの目で現況を確かめた。
意見交換で、竹中喜之町長は「住まいの再建を最優先に急ピッチで作業が進んでいる。復旧復興の形が見え始めた」と感謝を伝えた。その上で、公営住宅などの完成時期と仮設住宅の入居期限が共に10月末と一部日程が重なる点も指摘、期間の延長、猶予の検討を要望した。
各現場からは新型コロナウイルス感染拡大防止や、仮設店舗で営業する事業者を支援するために土地の提供や建物の確保を求める声などが上がっていた。
仮設住宅入居者の住み替えについて、鈴木知事は「地域の人たちがスムーズに移れるよう、連携を密にしながら対応していく」と強調。事業者支援に関しても「継続を図るために個々の事例を共有し、各自の意欲につながる取り組みをしたい」と前向きな姿勢を示した。
午後からは厚真町新町にある災害公営住宅や福祉施設の建設現場、運転を再開した富里浄水場、道が安平町に無償譲渡した旧道職員公宅(早来大町)を視察した。
















