安平 鉄道車両を模型で再現 22、23日 日本遺産「炭鉄港」記念イベント

安平 鉄道車両を模型で再現 22、23日 日本遺産「炭鉄港」記念イベント
日本遺産「炭鉄港」記念イベントをアピールするポスター

 日本の近代化と戦後の高度成長を支えた、安平町追分地区の誇る蒸気機関車(SL)「D51―320号機」が日本遺産「炭鉄港」の構成文化財に指定されたことを受け、22、23の両日、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で記念イベントが開催される。鉄道と共に歩んだ在りし日の追分を再現する。

 道の駅を拠点に、国鉄SL終えんの地となった追分の文化と歴史を記憶として後世に伝える取り組み。一般社団法人あびら観光協会が主催し、町と町教育委員会が共催する。北海道鉄道観光資源研究会、あびら鉄道交流推進協会「おおぞら会」、追分ホテルわたなべが協力している。

 両日はSLをはじめ、石勝線が開通した1980年代の特急車両など旧夕張線、室蘭本線、石勝線を駆け抜けた鉄道車両を模型で再現するほか、昭和の時代に旧国鉄マンが撮りためた映像や写真、イラストなどを紹介する。追分機関区や鉄道官舎の再現や展示もある。

 また、大正時代に追分駅で販売していた駅弁を復活させ、税込み1200円で各日20食限定で販売する予定だ。

 営業時間は両日とも午前9時から午後6時。問い合わせは、観光協会 電話0145(29)7751。

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