24~28日に予定される在日米軍再編に伴う航空自衛隊千歳基地での日米共同訓練を前に苫小牧市は18日、市議会総合開発特別委員会(竹田秀泰委員長)を開いた。北海道防衛局は新型コロナウイルス対策として米軍の参加者約200人全員にPCR検査を実施し陰性を確認する方針を示しているが、委員からは感染拡大防止へ訓練中止や対策の徹底を求める声が相次いだ。
質疑では、小山征三氏(民主クラブ)が「多くの人が感染対策に全力を注ぐコロナ禍での訓練。中止を求めないのか」と迫った。市側は「(米軍基地を抱える)沖縄の負担軽減へ、市として受け入れるべき訓練は受け入れる立場。必要性のある訓練と認識している」と説明。沖縄の米軍基地で発生した感染者と濃厚接触した米兵は訓練に参加しないとし、理解を求めた。
小野寺幸恵氏(共産)は「全国から自衛官も集まるがPCR検査はするのか」と質問。市側は「自衛官には行わないと聞いている。(道防衛局に)検査をするよう求めたい」と述べた。
この日は市内植苗・美沢、沼ノ端、勇払地区の代表でつくる市航空機騒音対策協議会(丹羽秀則会長)も、沼ノ端のリサイクルプラザ苫小牧で会合を開催。「コロナのため学校では窓を開けて換気している。(騒音への)配慮を求めて」と訴えた委員に対し、市側は「24日のブリーフィングで学校や住宅地に配慮するよう要望したい」と話した。
岩倉博文市長は「感染予防の徹底と情報提供を強く求めていく。市民の安全のため万全を期す」と約束した。
会合では市側から19日に米軍の先遣隊が千歳基地入りし、21日に嘉手納基地(沖縄)のF15戦闘機、24日に三沢基地(青森)のF16戦闘機が到着する日程も示された。
















