胆振総合振興局苫小牧道税事務所のまとめによると、東胆振(1市4町)の2020年度自動車税の期日内納税率は前年度比2・83ポイント増の82・17%で、統計が残る00年度以降で最高となった。20年連続の上昇で、80%を超えたのは初めて。
今年度の納期は5月7日~6月1日で、東胆振の対象台数(軽自動車など除く)は10万8178台。課税額は41億3028万円となった。
このうち、期日内の納税額は33億4519万8000円。納税率82・17%は、道内平均(80・55%)を1・62ポイント上回った。同事務所は「納税意識が高まっている」とした上で、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言を受けた外出自粛でレジャー関連の支出が減り、納税資金も担保された」とみている。
過去20年間の東胆振の納税率を見ると、00年度は50・62%だったが企業訪問などによる啓発に力を入れた結果、06年度60・93%、13年度71・21%と年々上昇。19年度は79・34%だった。
07年度からコンビニエンスストアでも納付できるようになり、15年度にはインターネットのクレジットカード納付システムを導入。18年度からは期日内に納税した人が協賛店で特典を受けられるキャンペーンを展開するなどし、納税しやすい環境を整えてきた。
一方で、滞納者も少なくない。同事務所は7月中旬、自動車税を納めていない7096台(課税額計2億6975万円)の所有者に督促状を送付した。未納が続いた場合は、財産調査をした上で預貯金や給与の差し押さえを検討する。昨年度の差し押さえ件数は348件で内訳は預貯金259件、給与56件、自動車2件などとなっている。
同事務所は新型コロナの影響で収入が減り、納税が困難なケースも少なくないとみて、「困っている人は相談してほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは同事務所 電話0144(32)5285。
















