函館税関苫小牧税関支署は、2020年上半期(1~6月)の苫小牧港貿易概況(速報値)をまとめた。新型コロナウイルスの影響などで輸出入総額は前年同期比25・4%減の3487億9500万円と、16年以来4年ぶりに4000億円を下回り、過去5年間で最低となった。
輸出額は、前年同期比20・1%減の470億7800万円。09年以来11年ぶりに500億円を下回った。新型コロナの影響による米国向け自動車部品の減産が響き、「輸送用機器」が54・2%減の76億7200万円。タイの荷受け体制が感染拡大で安定せず、原動機など「一般機械」も26%減の93億9400万円にとどまった。中国向けの冷凍ホタテなど「魚介類・同調整品」は需要減で10・1%減の79億4400万円だった。
輸入額は、26・2%減の3017億1600万円で2年連続の減少。3年ぶりに4000億円を下回った。サウジアラビアなどからの「原油・粗油」は製油所が大規模改修工事に入ったため、33・8%減の1187億3400万円。コロナ流行に伴う世界的な物流停滞でドイツ、英国産トラクターなどの出荷が遅れ、「一般機械」も29・1%減の224億9100万円だった。
















