安平町はこのほど、公式ホームページ内に町の歴史などをまとめた「安平町デジタル資料館」を開設した。町や町教育委員会が所蔵する貴重な写真をデジタル化して紹介している。町の歴史や鉄道との関わりが分かる郷土資料となっている。
デジタル資料館は、町の歩みや暮らしてきた人々の営みを画像、映像を通じて次世代へ継承するために開設した。町の総務課と地域推進課、町教委がタイアップして製作に携わった。
現在は、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の建設と併せてデジタル化した鉄道関係の資料が中心となっており、かつて地域の発展を支えた蒸気機関車(SL)の車両や追分駅、機関区など鉄道に関する画像を豊富に掲載した。町の歴史や旧追分町の街並みも動画や画像で伝えている。
また、旧追分町と旧早来町が合併した2006年以降の広報誌「広報あびら」も紹介している。
町は今後、鉄道の情報以外のデータも収集し、随時デジタル資料館に追加していく予定。町総務課情報グループの担当者は「旧追分町だけではなく、旧早来町のことも載せていけたら」と構想を語っている。
デジタル資料館のURLは https://www.town.abira.lg.jp/chiikishinko/digital-archive

















