南アジアやアフリカなどの貧困問題に取り組む、NGO・GOODEARTHの代表、藤原ひろのぶさん(39)の講演会が17日、苫小牧市民会館で開かれた。藤原さんは環境汚染や新型コロナウイルスの感染拡大によって、弱い立場の人々がさらに飢餓と貧困に苦しんでいることを伝え、「他国で起こっている出来事は自分の生活と無関係ではないことを知って」と訴えた。
講演のタイトルは「ぼくらの地球の治し方」。地域のごみ拾い活動に取り組む、市内在住の畠山俊彦さん(45)が主催し、市民ら約20人が来場した。
藤原さんはギニアやネパール、バングラデシュなどの貧困層の生活を支援するため、各国で事業を展開している。
講演会では、貧困層の人々はマラリアやエイズウイルス(HIV)などの感染症で常に命の危機にさらされていること、新型コロナや異常気象による自然災害などで仕事を失い、さらに深刻な飢餓状態に陥っていることを語った。
この上で、「問題を引き起こしているのは、私たち一人ひとりの選択でもある」と強調。今、すべき行動として、(1)与えられた情報をうのみにする「思考停止」をやめる(2)多様な考えや価値観にバランスよく触れる(3)お金を稼ぐことだけに価値を見いだす拝金主義に陥らない―という三つのポイントを挙げ、理由や具体的な方法を解説した。
















