北海園芸 社台に野菜直売所オープン  白老

北海園芸 社台に野菜直売所オープン  白老
白老町社台にオープンした北海園芸社台店のファーマーズマーケット

 白老町の北海園芸(平野和敏社長)が、同町社台76の国道36号沿いに野菜や果物の直売所「社台店・ファーマーズマーケット」を開設した。キュウリ、ピーマン、タマネギなど自社生産や各地の契約農家から仕入れた野菜をはじめ、道産スイカやメロンを産地直送で販売。商品の新鮮さが人気を呼んでいる。

 同社は町内石山の農園に30棟のビニールハウスを設け、春に花苗、初夏から翌年3月にかけて野菜類を生産。白老や苫小牧、登別に構える直営店で主力の園芸用土と共に販売している。

 同社は取れたての野菜、果物を広く提供しようと、交通利便性の高い社台の国道36号沿いに用地を確保し、幅20メートル、奥行き2・2メートルの細長いプレハブ店舗を建設。ファーマーズマーケットと名付けて7月末にオープンした。

 店舗ではピーマン、ニンジン、ナス、キュウリ、ミニトマト、ナンバンなど自社生産の野菜のほか、後志管内共和町のメロンやスイカ、空知管内長沼町のトウモロコシ、由仁町のタマネギなど各地の契約農家、農協から仕入れた野菜、果物も取り扱っている。

 オープン以降、新鮮さを求めて店に足を運ぶ人々が絶えず、今後、ジャガイモやカボチャなど収穫期に合わせた旬の野菜も提供する。平野社長は「地元白老産のおいしい野菜も多くの人に知ってほしい」とアピールしている。

 今年の営業は11月初旬までを予定。営業時間は午前9時から午後4時で無休。

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