帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス感染症に対する7月の道内企業意識調査結果を発表した。自社の業績に「マイナスの影響がある」と見込む企業は74・4%となり、前月(79・9%)に比べ5・5ポイント下降し、3カ月連続で減少した。
マイナスの影響を見込む企業の内訳は、「既にマイナスの影響がある」が53・4%で、「今後マイナスの影響がある」が21%だった。
マイナスの影響を見込む企業の業界別では、「農・林・水産」が90%で最多。以下、「製造」(84・2%)、「金融」(83・3%)、「卸売」(78・3%)、「不動産」(77・8%)の順。
7月の売り上げが、前年同月に比べ減収を見込む企業の割合は55%と過半数を超えた。一方、増加を見込む企業は16・1%、「横ばい」は25・9%だった。
企業からは、「9月末まで延長となった雇用調整助成金を来年3月まで再延長してほしい」(各種物品賃貸)、「設備投資に係る支援を充実してほしい」(農・林・水産)、「今の状況が続くと雇用の維持は困難。さらなる支援が必要」(水産食料品製造)、「各種イベント、催事、冠婚葬祭の中止・縮小から関連商品の売れ行きが非常に悪い」(織物卸)などの意見が寄せられている。
同支店では「4月調査をピークに3カ月連続でマイナス影響が減少し、徐々に先行きに対する不安が薄らいでいる様子もうかがえる」と分析している。
調査は7月16~31日に、道内企業1126社を対象に実施。567社から回答を得た(回答率50・4%)。
















