記者コラム風 前進

記者コラム風 前進

 苫小牧市で初めて新型コロナウイルスの感染者が発生した2月から半年ほどが経過した。緊急事態宣言が解除されてから、市内錦町・大町の繁華街にも徐々に客足が戻ってきている。それでも感染症の発生前に比べると、6割程度といったところだろう。遠のいた客足が戻るには、まだ時間がかかりそうだ。

 コロナ禍で頻繁に使われるようになった「夜の街」という言葉。今では酒を飲みに繁華街に行く人を悪者のように扱う風潮すらある。

 しかし、多くの店では消毒や換気など、衛生管理の徹底に努め、来店者を安心させる努力を怠っておらず、感染症に対する危機感は、客より店側が強く持っているように見える。「自分の店から感染者が出たら」と一種の「恐れ」を抱えながらも、営業を継続し従業員の生活を支えるため、対策に試行錯誤している。

 近年、死者数が千人を超える熱中症、さらに11月ごろにはインフルエンザの流行時期も控えている。今後、何より大切なのは、一人一人が体調管理や手洗い、消毒などの対策をしっかりして「日常」を取り戻していくこと。やみくもに恐れるのではなく、正しい情報を獲得して前に一歩ずつ進む必要がある。(松)

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る