すき焼き煮 おいしいね 白老の小中学校給食に白老牛

すき焼き煮 おいしいね 白老の小中学校給食に白老牛
白老牛使用のすき焼き煮を味わう萩野小児童

 白老町内の小中学校の給食で25日、白老牛を使ったすき焼き煮が提供された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で膨れ上がった道産牛肉の在庫を学校給食に生かす道の事業を活用し、町食育防災センターがメニューを組んだ。同センターは12月と来年2月にも同事業を利用し、白老牛の料理を子供たちに振る舞う。

 道の「道産牛肉学校給食提供推進事業」は、学校側が食肉業者へ牛肉を発注した分の金額を助成し、在庫解消につなげる事業。白老町でも地元特産の白老牛が新型コロナの影響を受けており、道の事業を活用して学校給食で提供することにした。

 同センターは25日、白老牛81キロを使って900食分のすき焼き煮を作り、地元小中学6校へ届けた。このうち、萩野小(田村雅嘉校長)では全学年の児童138人に振る舞われ、子供たちから「軟らかくて、とてもおいしい」「もっと食べたい」といった声が上がった。

 同センターは12月14日に白老牛使用のハッシュドビーフ、来年2月9日にビーフカットソテーを各校へ提供する。

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