様似町のアポイ岳ジオパーク推進協議会(会長、坂下一幸町長)は様似中学校から申請のあった「ジオ弁 アポイドリーム弁当」を協議会の第1号認定商品とし、24日に同校で認定証を交付した。
協議会はジオパークを通じた地域振興を目的に地質や自然、文化、歴史を感じることのできる商品を募集。同校の保健委員会は2年前、アイデア弁当作りに着手した。
町特産の特別栽培米「アポイ米」やイチゴ「すずあかね」など農海産物を食材に町内業者と話し合い、昨年1月にレシピを実物にした弁当を試食。さらに卒業パーティーや管内地区PTA研修会の昼食として試食販売して改良を加えた。中身は昆布、ツブめし、サケの親子丼おにぎりとすずあかねミルクプリン、様似名産たこまんま、青のりをまぶしたかんらん岩からあげなど。
認定証は、推進協議会長の坂下町長が同委員会の加藤麻亜佐委員長(3年)ほか6人の委員に手渡した。加藤委員長は「先輩たちの考えたジオ弁が認定されたことはすごくうれしい。なるべく地元の食材を使い、すべておいしかった」と話した。
認定期間は2023年8月17日までの3年間。町内業者が注文販売を受ける予定。

















