苫小牧市長が市内各地区の住民と地域課題などについて語り合う「まちかどミーティング」が25日、始まった。今年度の初回は住吉コミュニティセンター(市住吉町)で開かれ、家庭ごみの戸別収集や交通騒音・振動などを巡って活発に意見交換。新型コロナウイルスの感染拡大防止へ参加人数を制限するなど異例のスタイルで、10月29日まで市内16地区で開催する。
まちかどミーティングは市と各町内会の共催。本来、地域住民の来場は自由だが今年度は新型コロナ感染予防へ各町内会から事前に参加者名簿の提出を受け、1会場当たりの出席者数を職員を含め50人以下に制限。小まめに換気し、マスク着用や手指消毒の徹底を求める。
25日は音羽町・木場町地区の7町内会が対象で、住民の参加は15人(前回は36人)まで絞り込まれた。
意見交換では、住民から一部地域で試行中の家庭ごみ戸別収集の拡大見通しを問われ、市側は「税収減や労働力不足もあり、すぐに拡大は難しい。問題点の改善方法について収集業者と話し合っている」と説明した。国道276号沿いの住宅がトラック通過時の騒音や振動に悩んでいる―との訴えには市側が「道路管理者の国に伝え、住民の意見を聞く機会を調整したい」と理解を求めた。
このほか、市職員が寸劇を交えて行う恒例の市政のプレゼンテーションは今回、動画を駆使し、少人数で実施した。母親役の職員1人がモニター越しに家族会議する設定で、今年度展開中の全市的キャンペーン「053(ゼロごみ)大作戦」の概要を紹介。「コロナ流行に伴う外出自粛の影響で家庭のごみ量が増えている。減量に協力を」と呼び掛けた。
最後に岩倉博文市長は「コロナの収束は見えないが、しっかりと感染拡大防止、地域経済対策を講じ健やかな日常に向け、頑張っていく覚悟を約束したい」と力を込めた。
















