北海道銀行の笹原晶博頭取(63)は26日、苫小牧民報社を訪れた。新型コロナウイルスにより、道内企業の売り上げ減少が続く中、北海道の強みである食材や過ごしやすい気候を生かし、付加価値を付けて利益を上げる仕組みづくりへ転換する必要性を語った。
笹原頭取は、新型コロナによって道内企業の資金繰りが悪化したが、手元に資金を残そうと国や道の支援制度を活用したり金融機関の融資を受けたりしているケースが多く、「倒産は急増していない」と指摘する。一方、影響が長期化して企業が借り入れした後、利益を上げて返済できるか注視する。
コロナ禍によってインバウンド(訪日外国人旅行客)が激減し、飲食店向け魚介類の需要が落ち込む中、コロナ前の戦略を見直す重要性を強調。「経済を回すため、銀行が持つネットワークやアイデアを提案し、立ち直る手伝いをしたい」と述べた。
















