ほおずき絆の会と富川高生花弁除去 日高

ほおずき絆の会と富川高生花弁除去 日高
ホオズキの花弁除去作業に励む富高生

 ホオズキの活用に取り組む日高町の町おこしグループ「沙流太(さるふと)ほおずき絆の会」と富川高校生はこのほど、今年2回目の交流会を行い、富川東の畑に植えた食用ホオズキの花弁除去作業を行った。

 同会(金子俊会長)は、「ホオズキと地域の絆と元気の再生」をキャッチフレーズに9年前に発足した。高齢者、高校生らと共に食用ホオズキの栽培から販売に取り組んでいる。これまでに札幌JRタワー9階にあるフランス料理の著名なシェフ、三国清三さんのレストランへ生果実の売り込みに成功。オリジナルスイーツの試作開発も行い、富高生発案のケーキ「とねっこロール」をシシャモ祭りや門別競馬場のイベントでPR発売して好評を得ている。

 同会は5月下旬に富高生徒と375平方メートルの畑に食用ホオズキの品種「太陽の子」を約210本定植。春先に小さかった苗は、背丈以上の高さに生育した。1株当たり150個ほどの実を付けている。

 この日、絆の会員と高校生たちは”おいしく実って”と願いながら、次々と花弁を取り除いていた。

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