首相辞任の一報に苫小牧市内の各界各層にも衝撃が走った。トップらは一様に驚きの表情を浮かべつつ、憲政史上最長の安倍政権を振り返った。
岩倉博文市長は「辞任の報道を聞いて信じられなかった」と驚いた様子。「現在もまだ30%台の支持率を維持している政権。北方領土問題や憲法改正など、まだまだやり残したことがあったと思う」と首相の心中をおもんぱかった。安倍政権の実績を評価し「本当にお疲れさまでしたという思い。病気の回復を祈っている」と話した。
苫小牧商工会議所の宮本知治会頭は「安定政権で北海道経済に貢献してくれた。地域ではウポポイ(民族共生象徴空間)、中央インターチェンジ整備を進め、胆振東部地震の復旧に素早く対応していただいた」と振り返り、「心残りもあるだろうが、ご苦労さまと言いたい。早く病気を治して側面的に日本を支えてほしい」と気遣った。
苫小牧市医師会の沖一郎会長は「難病を持ちながら長く国政の場で頑張ってくれた」とねぎらい、新型コロナウイルス対策でも「国のバックアップがあったからこそ進んだ。医療も同じだ」と強調。「最後はコロナ対応で心身をすり減らし、力尽きた感じだったと思うが、これからはゆっくり養生してほしい」と語った。
















