日本地域創生学会(会長・木村俊昭東京農大教授)の2020年度研究大会が29日、恵庭市黄金中央の北海道文教大学を会場に開かれた。「地域創生SDGs」をテーマに講師2人の基調講演、「行政」「経済」「社会」「地域創生のリーダー」の4分科会で32人が発表した。受講した関係者や市民ら120人が熱心に耳を傾けた。
冒頭、木村会長はあいさつで「地域創生の実現はストーリー性と『五感六育』事業の実践が基本になる」と強調。文科省文部科学審議官丸山洋司氏が「文部科学省の地方創生関連施策」と題し講話した。
基調講演は85歳と国内最高齢ICTエヴァンジェリスト若宮正子氏が「With Corona時代の地域創生」をテーマに、高齢者の交流サイト「メロウ倶楽部」について語った。倶楽部副会長を務める若宮さんは「メロウ倶楽部はシニアの精神的居場所。コロナ禍の自粛下でも運営に何ら支障がない」とし、「高齢者に必要なのはデジタル」とユーモアを交えて持論を展開。「家電に同調させるAI(人工知能)スピーカーこそシニアにふさわしいデジタル機器」「若い高齢者を入会させ教える人の育成と支援員の拡大増強が必要」と訴えた。
独立行政法人都市再生機構理事長の中島正弘氏も「まち再生防災・減災に強いまちづくり」と題し基調講演した。
日本地域創生学会は「五感六育」思考で地域創生の創造を目指し学術的研究や政策提言、実践。地域の未来を担う人財の養成とネットワーク構築を目的に2017年8月に発足した。
















