新ひだか サマーセール終了 売却総額最高の57億円

新ひだか サマーセール終了 売却総額最高の57億円
活発に取引されたサマーセール

 新ひだか町静内神森の北海道市場で開かれたサラブレッド1歳馬競り市「サマーセール」(日高軽種馬農協主催、8月25~28日)は、1072頭が上場し、825頭が売却された。売却総額は前年を7億8000万円超上回る57億2187万円(税込み)で、2017年の記録(54億6199万2000円)を更新した。

 売却率は前年比5・20%増の76・96%で、17年(78・6%)に次ぐ記録。購買者登録者数は前年より237人多い1454人だった。最高額は2日目に上場された浦河町のヒダカシーサイドファーム所有で小島牧場生産の牡馬「ナナヨーティアラ2019」(父ハーツクライ)の5280万円。牝馬の最高額は同じく2日目に上場された様似町の中村俊紀牧場が生産した「ティーアイディップ2019」(父サトノアラジン)の2640万円。

 同農協の木村貢組合長はサマーセールの結果について「コロナ禍で無事競りを開催でき、セレクションセールをサマーセールの前日に開いたことが活況な購買に結び付いた」と振り返った。

 24日の1歳馬の競り市セレクションセール、25~28日のサマーセールの売却総額の合計は93億1117万円。9月のセプテンバーセール、10月のオータムセールを控えて3年連続で100億円超えが目前となっている。

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