食の大切さを伝える食育講演会「食べることは生きること~心と体を育てるおうちご飯」が8月29日、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。オホーツク管内置戸町の学校給食に長年携わり、現在も同町で食のアドバイザーとして活動している佐々木十美さんが講師となり、体と心を満たす食の在り方を説いた。
同センターの主催事業。乳幼児を子育て中の若い母親や高齢者など、幅広い年代の市民34人が来場した。
佐々木さんは「食事は単なる栄養の摂取ではない」と強調。食事は食材の命や食卓に並ぶまで関わってくれた人に対する感謝の気持ち、季節を感じる心、自分のことは自分でできるようになるという自立心などを育む場と説明した。
料理の要となる調味料の選び方についても解説。みりんやしょうゆ、みそ、塩の伝統的な製造方法と食品添加物を使用した製法の違いを紹介した。本みりんとみりん風調味料を用意し、参加者に自身の舌で味の違いを確かめてもらう実演も行った。
佐々木さんは「愛情を込めた食事は、心の成長や人間形成に良い影響を与える。心身共に満足できるような食卓を心掛けてほしい」と呼び掛けた。
















