北欧の図書館文化学ぶ セミナーに30人が参加-中央図書館

北欧の図書館文化学ぶ セミナーに30人が参加-中央図書館
北欧の図書館文化について学んだセミナー

 苫小牧市立中央図書館は8月29日、図書館文化セミナー「海外の図書館事情―北欧の図書館―」を館内で開いた。市民約30人が、日本とは異なる北欧の図書館文化に理解を深めた。

 講師は、図書館情報学などを専門とする筑波大学名誉教授の植松貞夫さん(72)。石狩市民図書館や帯広市図書館などの建設に携わり、海外の図書館も数多く視察している。

 植松さんは、広大な国土に対して人口が少なく、公共施設が限られている北欧では、図書館が文化や生活情報の重要な拠点になっていると説明。1990年代後半からの急速なインターネットの普及で、図書館には「存在感」や「来てもらう努力」が必要になり、地域イベントや多彩なサービスなどを提供する多機能融合型複合施設として機能するようになったことを伝えた。

 大勢での談話や食事ができるスペース、テレビゲームや電動工具などを自由に使えるサービスなどについて、写真を使って説明した。

 京都府の大学に通っており、いずれ図書館学を学びたいという市内花園町の田中真菜さん(19)は「日本でされていない取り組みがたくさんあり、とても印象に残った」と感想を話した。

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