オール浦河食材で学校給食 「おいしいね」 和牛シチュー

オール浦河食材で学校給食 「おいしいね」 和牛シチュー
浦河産和牛シチューを口に運ぶ児童

 すべての献立に浦河町産の食材を使った給食が1日、町内小中学校(7校、943食分)で提供された。

 児童生徒と食材を提供する農業者との結び付きを深めるとともに、食育活動の推進と地産地消の拡大を図るのが目的。町、町教育委員会と協賛団体のひだか東農協が毎年実施している。

 この日のメニューは白飯、和牛シチュー、ふかしいも、ミニトマト(アイコ)、牛乳の献立。牛乳と調味料を除きすべての料理に浦河産の食材を使用した。米は特別栽培米の「ななつぼし」。

 荻伏小(金沢覚校長、児童66人)の1年生8人の教室では給食当番が配膳した後、みんなでそろって「いただきます!」。トマトや和牛シチューを頬張ると、あちこちで「おいしい!」などの声が上がった。夢中になって舌鼓を打ち、お代わりする児童もいた。

 瀧澤晃一君は「シチューの肉が軟らかくておいしい。ふかしいもが特においしい」と笑顔だった。

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