一般社団法人白老モシリは、19日と30日に山のイオル(伝統的空間)をテーマに野外でアイヌ文化を体験する行事を町内で計画している。いずれも4日から参加の申し込みを受け付ける。
イオル体験交流事業として企画した19日の行事は、「森のアイヌ文化体験」と題して開催。ポロトの森キャンプ場を会場に、アイヌ民族が狩猟や川漁の際に利用した仮小屋を作り、伝統食も味わう。定員は15人。
30日は「穀物採取体験」で、町内の森野地区を会場に開催。アワやヒエ、キビなどの穀物を採取し、アイヌ民族の農耕について学ぶ。山の食材などを使った料理の試食も行う。定員は10人で、当日は学校行事で萩野小学校の4年生児童も参加する。
両行事とも開催時間は午前10時から午後1時で、参加費はいずれも100円(材料費)。問い合わせは、しらおいイオル事務所チキサニ 電話0144(82)6301。

















