秋サケ定置網漁始まる 前年上回る滑り出し 苫漁協

秋サケ定置網漁始まる 前年上回る滑り出し 苫漁協
次々と水揚げされる秋サケ=5日午前4時すぎ、苫小牧港・西港漁港区

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)の秋サケ定置網漁は4日、水揚げが始まった。しけの影響で2日遅れの開始となったが、水揚げ量は4日が約3・9トン、5日が約1・9トンと、不漁だった前年を上回る滑り出し。関係者は「順調に水揚げが増えてくれれば」と願っている。

 胆振海区(室蘭・地球岬―むかわ)の秋サケ定置網漁の操業期間は、1日から12月3日まで。同漁協は苫小牧沿岸に定置網5カ統を設置する権利を持っている。解禁初日の1日に網を入れたが、しけ続きで初水揚げが遅れていた。

 昨年の初日の水揚げ量は0・2トンに満たなかったが、今年は初日から漁船3隻で約3・9トンを水揚げ。1キロ当たりの卸売価格は初日、雌が939~1022円、雄が489~629円などとなっており、同漁協は「昨年よりは価格も高く、いいスタート」と語る。

 定置網漁は当初沿岸寄りの海域で行うが、漁の本格化に伴い沖合でも展開する。錦漁丸の船長、髙島昭彦さん(61)は「海水温が22度程度と高い。昨年よりはいいが、まだまだでこれからに期待したい」と話していた。

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