苫市教委 全小中学校に新型コロナ感染対策でサポート・スタッフ配置

苫市教委 全小中学校に新型コロナ感染対策でサポート・スタッフ配置

 苫小牧市教育委員会は4日、新型コロナウイルス感染対策の一環で道教委が期限付きで雇用するスクール・サポート・スタッフなどを市内の全小中学校に配置する方針を示した。校内の消毒作業や換気、学習プリントの印刷補助などが主な業務で、教員の負担軽減につなげる考えだ。

 同日、市議会定例会で喜多新二氏(新緑)の一般質問に答えた。

 市教委によると、市内小中学校では教員やPTAボランティアがドアノブやスイッチなどを1日1回消毒。この他の場所は教員や児童生徒の清掃活動で対応しているが、これらの作業をスクール・サポート・スタッフに担ってもらう。担当者は「感染症への不安やストレスを抱えている児童生徒もいる。学級担任や養護教諭を中心に、小さな変化を見逃さないよう心のケアにも努めている」と強調した。

 また、複数の児童生徒が体調不良を訴え、保健室が密状態になる可能性も想定し「保護者が来校するまで一時的に使用する教室を各学校で決めている」と説明。インフルエンザ流行も踏まえ、各学校に管理態勢の徹底を呼び掛けるとした。

 児童生徒のコロナ感染が判明した場合、苫小牧保健所が保護者の了解を得た上で感染経路や濃厚接触者を特定。PCR検査の結果を踏まえた臨時休校の判断や、市教委から学校側にその後の対応措置を伝える流れも紹介。感染者や濃厚接触者への偏見や差別の払拭(ふっしょく)に向け「思いやりを持つ大切さを発達の段階に応じて指導している」と理解を求めた。

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