東京商工リサーチ北海道支社は、8月の道内企業倒産状況を発表した。倒産は11件にとどまり、前年同月に比べ10件減。負債総額も65・8%減の10億3400万円。件数、負債とも8月としては過去最少となった。
業種別では、「サービス・他」が6件で最多。次いで「建設業」(3件)となっている。
原因別では、「販売不振」(8件)が大半を占め、「偶発的要因」(2件)、「既往のシワ寄せ」(1件)と続いた。
地域別では、札幌市が5件で最も多い。これに岩見沢市(2件)が続き、苫小牧市や小樽市などで各1件発生した。
一方、新型コロナウイルス関連の倒産は3件発生し、道内の累計は25件になった。
8月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は59人。1月からの累計では665人となった。
同支社では、新型コロナ関連倒産について「国や自治体、民間金融機関の緊急融資や資金繰り支援策などが本格化しており、急増は認められない」と分析。ただ、全体の倒産件数は抑制されているものの「例年と比較しても厳しい情勢であることは変わりなく、事業継続を断念する企業が増加する可能性は否定できない」としている。
















