「防災さんぽ」で避難経路など確認 むかわ

「防災さんぽ」で避難経路など確認 むかわ
初めて公開された防災倉庫で説明を受ける「防災さんぽ」の参加者

 むかわ町は6日、町民の防災意識向上を目的に「防災さんぽ」を実施した。参加した町民らが、自宅から避難場所までの経路や所要時間を確認、町の防災倉庫も初めて公開されるなど、防災への意識を再確認した。

 例年は小学校のグラウンドなどで防災訓練を行うが、新型コロナウイルス感染防止のため各家庭で自由に参加できるようにした。鵡川中央小など3カ所に避難所テントを設置し、町職員らは参加者に非常食や水を渡した。

 「ガタガタしている道もある」と歩きながら話す、町若草に住む川瀬登喜子さん(77)は「普段から足元に気をつけて歩くことを意識している。いざというときに焦らずに避難できるか」と不安気な表情も見せた。友人と自転車で避難場所を回った同町福住に住む遠藤順子さん(73)は「塀が斜めになっている場所もあった。車で見る風景と違い迷いそうにもなりました」と話した。

 2018年に建設され、缶入りパンなど約2000食の防災食や飲料水約6000本、毛布、発電機などを備蓄する「防災倉庫」。同町松風に住む70代男性は「イメージしていたよりも少ないかな。備えはないよりあったほうがいいからね。歩道など隆起している部分も多いから夜は危ない場所もあるよ」と話していた。

 市担当者によると、幅広い世代に合わせ提供できるよう粉ミルクやおかゆも用意している。飲料水は冬期間だけ町内にある生涯学習センター報徳館で管理し、凍結を防いでいる。倉庫内にはスペースが残っているため、備蓄増や庫内の温度調整ができるようにすることなども検討するという。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る