厚南中学校は運動会に合わせて、全校生徒の写真をモチーフにしたモザイクアートを制作した。B5判252枚をつなぎ合わせた縦約3.5メートル、横約4.8メートルの大作を完成させた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となった学校祭に代わる取り組みとして生徒会が考案。ドローンで上空から撮影した写真を全校生徒41人にそれぞれ5枚ほど割り当てて、色づけしてもらい、つなぎ合わせた。
生徒会の担当教諭によると、「夏休み明けから10日ほどしかない限られた時間だったが、休み時間を利用して作業に取り掛かってくれた」と感心。生徒会長の長尾愛琉さん(14)は「とてもうまくできた。校内に飾り、みんなでつくったものが『こんなにすごいんだ』と思ってくれたらいいな」と笑顔を見せていた。

















