白老町議会定例会9月会議は9日開会した。会期は、2019年度各会計決算審査期間を含めて18日までの10日間。一般質問には10人が登壇し、行財政運営や防災、障害者支援、公共交通など多岐にわたり町の姿勢を問う。町の提出議案は、新型コロナウイルス対策事業費を計上した20年度各会計補正予算案、19年度各会計決算認定など16件。
補正予算案は一般会計、特別養護老人ホーム事業、介護老人保健施設事業、町立国保病院事業、下水道事業の各会計で提案する。このうち一般会計は、国の地方創生臨時交付金と緊急包括支援交付金を活用した新型コロナウイルス対策の14事業費など5億5957万6000円を追加し、歳入歳出の予算総額をそれぞれ132億7821万3000円とする内容。
一般質問は9~11日、決算審査は15~17日に行う。
定例会の開会に当たり戸田安彦町長が行政報告を行い、民族共生象徴空間(ウポポイ)の入場者数が7月12日の開業から8月末までに6万1145人を数えたことを説明。「新型コロナ対策で入場者数上限を設定している中、1日平均1422人が入場し、順調な入り込みとなっている」と述べた。

















