コロナで活動休止「平成寿クラブ」 会員の心つなげる、冊子を 月1度発行

コロナで活動休止「平成寿クラブ」 会員の心つなげる、冊子を 月1度発行
「会員に笑顔を届けたい」と語る吉田副会長

 苫小牧市しらかば町の老人クラブ「平成寿クラブ」(大西義春会長)は5月から月1度、会員の見守りや活動への意欲維持のため、冊子「ことぶきライフ」を発行している。冊子名には、めでたい人生を送ろう―という思いを込めた。

 新型コロナウイルスの影響で活動休止が続く中、役員会で「今できることはないか」と試行錯誤を重ねた結果、楽しみや人生を振り返るような話題を文章で伝えることで、会員同士の心をつなげられればと冊子の製作を決めた。

 冊子は同クラブの会計部内に編集局を設け、大西会長や谷本誠治、吉田勉両副会長など計7人が担当。市社会福祉協議会が発行する「おうちで楽しめーる便」と合わせ、8人の地区管理者がそれぞれの会員の自宅を回ってコミュニケーションを取りながら、届けている。

 内容は会員が自身の経験や人生観などを投稿し、次の執筆者を指名する「リレー随筆」や、昭和時代に活躍した俳優の写真を並べ、名前を漢字で書く「昭和レトロ写真クイズ」など楽しめる工夫を凝らしている。

 コロナ禍でのコミュニケーションの必要性や方法を示しているほか、医療や介護、販売といった各業界で働く人への応援メッセージなども掲載している。

 今後は市老人クラブ連合会や市社会福祉協議会と連携し、冊子を通して高齢者の精神的なケアを目指していく。

 吉田副会長は「コロナ禍でも、会員の皆さんが笑顔でいられるような内容を心掛けている。自宅で楽しんでもらいたい」と話している。

 同クラブの会員は89人。行事の中止が相次ぎ、「つながり」を絶やさぬように―と、5月には手作りマスクやメッセージカードを会員に配布する取り組みも行っている。

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