苫小牧市音羽町の妙見寺で7日、恒例の読書会「お寺de名著」が開かれた。今回の題材は小川洋子著のベストセラー小説「博士の愛した数式」。15人が参加し、登場人物の行動から心情を推察したり、作中に出てくる数式を自分なりに解釈したりし、作品世界への理解をさらに深めた。
読書会ではまず、一部の参加者が事前に書いた読書感想文を発表。その後、小説の感想や印象に残った描写などについて自由に語り合った。
小説は事故で記憶を維持できなくなった元数学教授と、家政婦とその息子との交流を描いた内容で、参加者らは登場人物が互いに抱く深い愛情に着目。本来なら交わることのない三者の純粋な魂の触れ合いを見事に表現した小説に、参加者は「何度読んでも改めて感動させられる」などと感想を語った。
次回は11月、第163回直木賞を受賞した苫小牧東高校OB、馳星周さんの小説「少年と犬」をテーマに開く予定。
















