道は、2019年度の北海道観光入り込み客数を発表した。道内を訪れた外国人観光客は244万人にとどまり、前年度比21・6%減に。東日本大震災が発生した11年度以来、8年ぶりに減少に転じた。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大や、日韓関係の悪化などが影響したとみられる。
外国人観光客の国・地域別では、中国が59万4000人(前年度比16・2%減)で最多。これに台湾が48万8900人(同17・7%減)、韓国が43万6900人(同40・2%減)、タイが21万600人(同10・5%減)、香港が17万7800人(同13・3%)、マレーシアが10万6900人(同17・1%減)で続く。
世界的な感染拡大で多くの国・地域で減少。一方、フィリピン(2万8700人、前年度比5・1%増)、フランス(1万2000人、同13・2%増)、ドイツ(1万400人、同3%増)、米国(10万4100人、同0・7%増)の4カ国は増えた。
外国人観光客の期間別では、4~6月は64万8000人(前年同期比4・4%増)、日韓関係が悪化し韓国からの観光客が減り始めた7~9月は68万人(同7・4%減)、10~12月は58万6000人(同12・4%減)で推移。コロナ禍が世界的に広がった1~3月は52万7000人(同51・7%減)と大きな影響を受けた。
19年度は、後志管内倶知安町でのG20観光大臣会合や、ラグビーワールドカップ(W杯)の開催など「追い風」はあったものの、コロナ禍が本道観光を直撃した格好。感染拡大が収束していない20年度は、外国人観光客がほとんどいない状況が続いている。
国内客を含めた観光客全体でも4・4%減の5277万人だった。
















