人手不足感も減少 道内企業調査 新型コロナ影響 帝国データ札支店

人手不足感も減少 道内企業調査 新型コロナ影響 帝国データ札支店

 帝国データバンク札幌支店は、7月に実施した「人手不足に対する道内企業の意向調査」結果を発表した。正社員が不足している企業は40・1%にとどまり、前年同月に比べ11・9ポイント減少した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、7月としては3年ぶりに4割台に低下した。

 一方、「適正」と回答した企業は前年同月に比べ6・3ポイント増加し48・1%に。「過剰」とした企業も5・7ポイント増加して11・8%になった。

 人手不足感の業界別では、「建設」が62%で最多。これに「農・林・水産」(60%)、「金融」(50%)と続く。ただ、前年同月と比較すると全ての業界で減少。特に旅館やホテル、飲食店を含む「サービス」は40%にとどまり、1年前と比較すると22・5ポイントの大幅減となった。

 人手不足と回答した企業の規模別では、大企業が前年同月比11・6ポイント減の48%。中小企業も12ポイント減の38・4%。小規模企業は8・6ポイント減の39・9%だった。

 また、非正社員が不足していると回答した企業は25・3%で、1年前と比較して13・9ポイント減少。7月としては4年ぶりに2割台に低下した。

 一方、非正社員が「適正」としたのは63・5%に上り、1年前から6・5ポイント増加。「過剰」と回答した企業も7・4ポイント増えて11・2%になった。

 同支店では、昨年まで5割台で推移していた人手不足割合について「新型コロナウイルスの影響により3、4月と2カ月連続で5ポイント以上下回り、緊急事態宣言が解除された以降も4割前後で推移している」と説明。今後は「徐々に経済活動の制約が解除されていく中で、人手不足割合がどのように推移するか注視する必要がある」としている。

 調査は7月16~31日に、道内企業1126社を対象に実施。567社から回答を得た(回答率50・4%)。

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