特産品の当たるスタンプラリーで地元の観光をもり立てよう―と、胆振総合振興局は11日、安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で、「ふるさと魅力再発見!キャンペーン」の街頭PRを行った。同振興局職員が出入り口前で一般来場者にチラシやノベルティーグッズを配り、イベントをアピールした。
キャンペーンは、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた地域の食と観光を応援する取り組み。4連休初日の19日から始まる第2期イベントでは、胆振の住民が管内23カ所の指定箇所をスマホスタンプラリー形式で巡り、全て回ると抽選で6人に温泉宿泊券がプレゼントされる。それ以外にもスタンプ数の条件を満たせば、抽選で計360人に3D恐竜ペーパーパズル、虎杖浜たらこなどいずれかの景品が当たる。
また、インターネット交流サイト(SNS)のインスタグラムやツイッターに「#ふるキャン_胆振総合振興局」と付けて投稿すると、抽選で50人(第2期分)に1万円相当の特産品が当たる。同振興局では「#わたしのいぶり」食と観光発信キャンペーン(10月31日まで)も独自に実施しており、SNSに「#わたしのいぶり」も加えてハッシュタグ投稿すると当選の確率が上がるという。
この日は、同振興局の職員がウポポイ(民族共生象徴空間)の法被を着て、PR活動を展開した。担当者は、7月に開業した白老町のウポポイや、むかわ竜・縄文遺跡群など胆振5大遺産を挙げ、「ぜひ足を運んでもらいたい」とイベントへの参加と併せて地元観光を呼び掛けていた。

















