むかわ町穂別地区で発見された恐竜化石「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称・むかわ竜)について、同町穂別博物館の櫻井和彦館長(54)が解説する講演会が12日、苫小牧市立中央図書館で開かれた。市民ら約30人が参加し、櫻井館長が語った化石の発見や発掘、復元作業のあらましに耳を傾けた。
市立中央図書館の主催。櫻井館長は、むかわ竜はこれまで同町で多数見つかっていた海中生物の化石とは異なり、陸で生きる恐竜の化石である点が大発見であることを説明した。山中での発掘作業や石から化石を取り出すクリーニング作業、レプリカの作成工程なども写真をふんだんに使って解説。「化石を通じて過去を知ることは、未来の予測にもつながる」と述べ、化石研究の重要性を強調した。
恐竜ファンの子どもたちも多数訪れて真剣な表情で解説に聞き入り、質疑応答の時間には活発に質問。将来は古生物学者を目指しているという元谷悠真君(清水小2年)は「これまでも福井や東京の博物館で恐竜展示を見てきた。穂別博物館にも早く行ってみたい」と語っていた。
















