厚真中央小学校(吉岡ゆかり校長)は15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった運動会に代わる行事として、保護者参観を兼ねた運動発表会を開いた。低、中、高学年ごとに時間帯を分けて徒競走と混合リレーが行われ、児童たちはグラウンドを元気いっぱいに駆けた。
国の緊急事態宣言により臨時休校が長期化したため、例年6月に開催の運動会は中止となったが、代替措置として規模を縮小するなど感染対策を講じて発表の場を設けた。児童たちはクラスメートの「頑張れ」の声援や保護者らの拍手の中、持てる力を存分に発揮。特に1年生にとっては入学後、初めて保護者の前で成果を披露する機会となった。前田耀太君(6)は「一生懸命に走れたので、うれしかった」と満足そうだった。
閉会式で吉岡校長は「何事も一生懸命努力すること、頑張ることは大事なこと」と児童の頑張りをたたえた。
町内では厚真中、上厚真小はそれぞれ1学期のうちに代替の記録会を実施。厚南中は今月7日に行っており、これで町内全ての小中学校が運動会、または代替行事を催した。

















