遠藤平取町長が所信表明 豊かに暮らせるまちへ    

遠藤平取町長が所信表明 豊かに暮らせるまちへ    
遠藤町長

 平取町議会の定例会が15日開会した。6月の町長選挙で初当選した遠藤桂一町長が所信を表明し、「進めていくべきまちづくりのテーマとして『豊かに暮らせるまち平取』を目指す」と述べた。

 遠藤町長は「持続可能な地域づくりこそが、私たちが目指すまちづくりの到達点」と強調。人口減少や少子高齢化、グローバル化などを起因とする新たな価値観や社会、地域情勢の変化を挙げながら「今まで進めてきた政策、施策を基に各分野の事業を、第6次総合計画後期実施計画の検討の中でより弾力的に組み立てたい」と述べた。

 併せて行財政改革では既存事業を検証し、見直しや新たな手法を検討して必要な施策の実現と財政の健全化の均衡を図ると訴えた。

 また重点項目として(1)地域産業・経済の活性化(2)健康で楽しく暮らせるまち(3)住みやすく安心して暮らせるまち(4)地域内にあるエネルギーの活用(5)アイヌ文化の振興と継承(6)教育環境の向上(7)将来にむけて安定した財政運営(8)情報共有と住民参加のまちづくり―を挙げた。

 定例会の会期は16日まで。

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