JR北海道が廃止、バス転換の方針を打ち出しているJR日高線鵡川―様似間(116キロ)について、日高管内の7町(日高町、平取町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町)は、JR北と同線区の廃止について最終合意をするため、28日に新ひだか町で臨時町長会議を開く。2015年1月に不通となって5年8カ月。日高線問題は大きな転換点を迎える。
日高町村会などによると、臨時町長会議は28日午後1時30分から開催。7町の町長とJR北の関係者が出席して、同会として来年3月末での廃止に合意する意思を伝える。
JR北がバス転換後の運行や地域振興に計25億円の支援金を拠出することなどを盛り込んだ協定書の文言についても最終調整するが、調印は10月以降にずれ込む見通しだ。
7町は、今後の新たな広域公共交通について議論しているがバスのダイヤや運行ルート、高校生の通学定期代の負担軽減策など課題は山積。調印後もJR北との協議は続くとみられる。
同線区は15年1月に高波被害で不通となった。当初、7町は国やJR北に護岸整備などの災害復旧を求めたが、JR北側は16年11月に単独で維持困難な線区として日高線のバス転換を提案。不通期間が長期化する中、日高、平取、新冠、新ひだか、様似、えりもの6町がバス転換を希望したのに対し浦河町は全面復旧を主張したため議論は平行線をたどった。前回8月に開かれた臨時町長会議で、今月中にJR北と線区の廃止で最終合意する方針を確認していた。
















