支笏湖の特徴など紹介 北大水産科学研究院のまとめ ビジターセンター

支笏湖の特徴など紹介 北大水産科学研究院のまとめ ビジターセンター
支笏湖での研究成果を紹介するパネル展と東条助教

 千歳市の支笏湖でヒメマスの生態や水質調査を進めている北大水産科学研究院は、これまでの研究成果をまとめたパネル展を支笏湖ビジターセンターで開催している。支笏湖の特徴やヒメマスの味の分析結果などを紹介している。29日まで。

 同研究院国際教育室の東条斉興助教が中心となり、4月から研究している。パネル展は「みずのたびと『いとなみ』共生水域支笏湖をゆく」と題して、多様な生物の関わり合いや支笏湖の特徴、生物の生態を説明。訪れた人や地元住民に支笏湖への理解を深めてもらう目的だ。

 展示は、支笏湖が青く見えることについて、水が青以外の光は吸収し、青い光のみ透過することを説明。また栄養に乏しい湖で、生物が「工夫して生き延びる努力をしている」ために独自の生態系を生んだと報告している。

 さらに、ヒメマスをはじめ支笏湖に生息する魚がアミノ酸の一種タウリンを多く含むことや、火山活動の影響を受けた地域の草木が森になるまでの移り変わりを解説している。

 東条助教は今後も研究を継続し、成果を地域づくりに生かす考えで「地域の皆さんの協力を得てできた研究。世界のモデルにできるようにしたい」と話している。

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