安平町共同募金委員会（真保立至・町社会福祉協議会会長）は１９日、同町追分地区にある道の駅「あびらＤ５１（デゴイチ）ステーション」で赤い羽根共同募金活動を行った。同委員会やボランティアスタッフがブースを構え、来場者に協力を呼び掛けた。

　新型コロナウイルス感染症の影響で地元のイベントが軒並み中止になっている状況に鑑み、道の駅では初めてとなる街頭募金を行った。会場では同委員会が制作したご当地限定ピンバッジや道の共同募金委員会で用意したピンバッジなどを販売。子ども向けの輪投げや射的コーナーも設置し、家族連れの人気を集めた。

　同委員会は「一昨年の胆振東部地震やコロナ禍の影響で募金を集めることが難しくなっているが、こうした形で子どもたちも募金に協力してくれたことは大きい」と話していた。

　この日の募金は全て町内の福祉団体や自治会など小地域ネットワーク事業、在宅給食サービスなどに活用される。