厚真中央小学校(吉岡ゆかり校長)の4年生32人が24日、サーフィンの名所・浜厚真海浜公園を訪れ、厚真の魅力や自然環境について学んだ。児童たちは海岸のごみ拾いやサーフィンの疑似体験を通して、ふるさと厚真への愛着を深めた。
4年の総合学習の一環で「厚真のすてきな自然」と題した授業。同町在住の全日本サーフィン連盟公認指導員、丸山聡史さん(47)が講師を務め、「自分たちが住む厚真に誇れる自然、遊べる場所があることを知って」と呼び掛けた。
丸山さんは「海でいろんなところとつながっている。ハワイの波も厚真に来ている」と大自然の雄大さを分かりやすく紹介。各地のごみが海岸に漂着するため、サーファーが定期的に清掃していることを話すと、児童もごみを熱心に拾い集めた。
丸山さんがサーフィンを実演した上、浜辺に波が打ち寄せる中でサーフボードに乗る体験も。水しぶきを浴びて転倒する児童もいたが、坂本梨理愛さん(9)は「波が強くてサーフボードに乗るのは難しかったけど楽しい」と笑顔を見せていた。

















