《12》 医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 珍しい「小児」と「矯正」の専門医 チーム診療の信頼厚く

「患者さんに寄り添った治療を心掛けています」と語る千枝一実院長(右)と喜恵副院長

 小児歯科と矯正歯科の専門医として27年のキャリアを持つ千枝一実院長(61)。妻の喜恵副院長(58)と共に自院の特徴を「今のスタッフがいるからできるんです」と口をそろえる。歯科医師は非常勤の2人を含めて4人。さらに歯科衛生士8人、歯科技工士1人のほか、コンシェルジュのような役割を持つ「クリニカルコーディネーター」や医療器具の消毒を専門とする担当者など総勢21人で、個人医院としては異例の規模を誇る。それぞれ業務を細分化しながらチーム医療で行われる日々の診療は患者からの信頼も厚い。

 開院したのは1995年。道内でも珍しい「小児歯科」と「矯正歯科」を掲げ、主に千枝院長が担当する矯正歯科は子どもから大人まで幅広い世代に対応。開院から28年目を迎えたが、これまでに手掛けた矯正は3300症例を超える。特に子どもの矯正治療の場合、その後の成長具合も大きく関わるとして、下顎を拡張する器具をオリジナルで考案するなど患者一人一人に合った治療を心掛ける。

 「それぞれの患者さんに合った治療が何よりも大切。その方法でベストなものを常に考えるため、積極的に学会などに参加し、最新の治療技術を学んでいます」と千枝院長は話している。

住  所…苫小牧市木場町2の3の1

電  話…0144(35)5524

診療時間…月・火・木・金・土・日曜日

     午前10時~午後6時

(日曜は午後4時まで) 

     (午後0時30分~

午後2時は昼休み)

     水曜・祝日休診

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