コメ収穫に最先端機器 数井農場 品質向上に期待 恵庭

生育状況を確認できる端末

 千歳、恵庭の水稲農家ではコメの収穫が最盛期を迎え、黄金色に染まる田んぼの中をコンバインが土音をたてながら進み稲穂をのみ込んでいる。恵庭市漁太の数井農場(数井崇弘さん経営)では今年、最先端の機器を活用して栽培と生育管理に取り組み、例年より2日早い20日に稲刈りを開始、28日に作業を終了した。

 同農場は、稲苗と労力を削減する疎植栽培や水田の温度と水位を感知して水温、水深を知らせる水田センサーを活用。今年から位置情報測位システム(RTK)を田植えや作物の生育管理に導入し、作業の省力化、効率化を推進した。

 今年は「ななつぼし」(疎植対象)を5・8ヘクタール、「きらら397」を6ヘクタール作付け。干ばつで一時懸念された生育も順調に進み、数井さんは「(10アール当たりの)ななつぼしの収量は昨年並み(510キロ)以上、きららは今までにない出来で600キロはいけそう」と確かな手応えを話す。

 「センサーのおかげで水田にはよく足を運んだ」とコメ作りの基本・水管理の徹底を振り返る。今年から人工衛星の画像で水稲の生育を把握して成熟順に収穫し、「同じ田んぼでも生育にばらつきがあることが分かった。今後、肥力度や田植え時の気温差などを検証し、均一化に努めたい」と品質向上に意欲を見せる。

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